もがき苦しみ明日を掴め

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【書評】テイカーからギバーに変わるために考えたこと

最近、心の底から変わりたいと思わせる出来事を経験しました。 そのできごとを経験してから、自己啓発本・ビジネス本をたくさん読むようになりました。

後で振り返ることができるように、以下の本の要約と感想を記述します。

  1. なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践
  2. GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代

なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践

要約

本書では個人と組織がなぜ変わりたいと思っても変わることができないのか、変わるためにはどうしたら良いのか論じている。例えば、生活習慣を改めないと病気で死ぬと医師から宣告されたにもかかわらず、実際に行動を改めることができるのはわずか15%に過ぎないという。人が直面する課題は2つに分類される。「技術的な課題」と「適応を要する課題」である。本書で取り扱う課題は「適応を要する課題」であり、この問題を解決するためには知性のレベルを高めることによって、思考形式を変容させなければならない。

なぜ変わりたいと思っているのに変わることができないのか。自分が本心からやりたいと望んでいることと実際に実行できることのギャップがあるからだ。行動を変えるには思考・行動パターンを向上させる必要がある。思考・行動パターンとは知性である。大人の知性には3つの段階がある。環境順応型知性→自己主導型知性→自己変容型知性である。

では知性を伸ばすためにはどうすれば良いのか。第一に適応型のアプローチで問題を明確に定義すること。第二に適応型のアプローチで問題の解決策を見出すことである。問題を定義するために、免疫マップを作成することを推奨している。免疫マップでは、1. 改善目標, 2. 阻害行動, 3. 裏の目標, 4. 強力な固定観念を記載する。

感想

自分が作成した免疫マップは以下の通りである。

  1. 改善目標

  2. 幅広い価値観を受け入れられるようになる。

  3. 人の話の途中で否定せず、最後まで聞いてから相手の価値観を尊重する。
  4. 見た目で人を判断しない。
  5. お節介な行動をしない。相手の立場に立った親切のみする。

  6. 阻害行動

  7. 誤った考えを正してあげたいと思ってしまう。

  8. 属するコミュニティが狭いので、あるコミュニティの価値観を絶対化してしまう。
  9. アドバイスを求めていない領域にも口を出してしまう。
  10. 考えるより先に口が出てしまう。

  11. 裏の目標

  12. 周りの人により魅力的な人間だと思われたい。

  13. 色々な人の価値観を自分の中に取り入れたい。

  14. 強力な固定観念

  15. 価値観を変えることは難しいと思っている。

  16. 世の中には様々な考え方や価値観があるが、自分の考え方が正しいと思っている。
  17. 自分が間違っていることを認めたくない。

GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代

要約

ビジネスで大きな成功を収める人には「ギバー」が多いことがわかっている。ギバーはギブアンドテイクの関係を相手の利益になるように築き、受け取る以上に与えようとする。対比されるのが「テイカー」で与えるよりも多くを受け取り、常に自分の利益を最大化するために行動する。中間に位置するのが「マッチャー」で与えることと受け取ることのバランスを取ろうとする。

ギバーには2つの種類が存在する。「自己犠牲」タイプのギバーと「他者志向」タイプのギバーである。同じギバーでも自己犠牲のギバーは最も成功できず、他者志向のギバーこそ最も成功することが明らかになっている。自己犠牲のギバーは自己利益への関心が低く、自己中心的なテイカーに利用され、燃え尽きることによってパフォーマンスが低下するからである。ギバーはテイカーに利用されないように他者利益への関心だけでなく、自己利益への関心を持つ必要がある。

他人のために時間を割くだけでなく、他人のためにお金を使う行為によってもギバーになることができる。慈善事業への寄付などである。より多く与える人はより稼ぐようになる、つまり、同じ年収でも多くの額を寄付する方がより稼ぐようになることがわかっている。

感想

自分の仕事や私生活における人間関係を振り返ると、典型的なテイカーだったのではないかと思う。 仕事では優れた同僚にペアプロを依頼することが多く、悩みを相談する友達はいるが、悩みを相談してくれる友達は少ない。 持たざる私は彼らに何を提供することができるのだろうか。 相手の話をしっかり聞く、何か困っていることはないか、手助けできることはないかと聞く。

ビジネスにおいて、ギバーが成功するのは当たり前のことだと思う。 なぜならビジネスで成功を収めるには傑出したスキルが必要であり、 人に教えることができるスキルがなければ、そもそもギバーになることはできないと思うからだ。

ギバーになるために何が必要なのかは分からないが、とりあえず、持っているプログラミング能力と英語力を伸ばして、公私で意識的に他の人の手助けをしていきたいと思う。 より多くを寄付する人はより稼ぐようになることを信じて、新型コロナで困窮している医療従事者に対して10万円の寄付を行った。

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